GrapeCity CalendarGrid for Windows Forms 3.0J
キーワードによる書式設定 (CalendarGcDateTimeCellType)

概要

CalendarGcDateTimeCellType.FieldsプロパティまたはGcDateTime.Fieldsプロパティのコレクションを通して特定のフィールドにアクセスできます。

日付時刻コントロールでは、キーワードによる書式設定が可能です。
入力書式を設定するには、Fieldsプロパティが参照するDateFieldCollectionクラスのAddRangeメソッドに、入力書式用のキーワードを使用した文字列を設定します。
表示書式を設定するには、DisplayFieldsプロパティが参照するDateDisplayFieldCollectionクラスのAddRangeメソッドに、表示書式用のキーワードを使用した文字列を設定します。

Imports InputManCell = GrapeCity.Win.CalendarGrid.InputMan

Dim today As DateTime = DateTime.Today

Dim GcDateTimeCellType As New InputManCell.CalendarGcDateTimeCellType()
' フィールドをクリアします。
GcDateTimeCellType.Fields.Clear()
GcDateTimeCellType.DisplayFields.Clear()

' キーワードから書式を設定します。
GcDateTimeCellType.Fields.AddRange("yyyy年 MM月 dd日 HH時 mm分 ss秒")
GcDateTimeCellType.DisplayFields.AddRange("ggg ee年 MM月 dd日 HH時 mm分 ss秒")

GcCalendarGrid1.Content(today).Rows(1).Cells(0).CellType = GcDateTimeCellType
GcCalendarGrid1.ScrollIntoView(today)
using InputManCell = GrapeCity.Win.CalendarGrid.InputMan;

var today = DateTime.Today;

var gcDateTimeCellType = new InputManCell.CalendarGcDateTimeCellType();
// フィールドをクリアします。
gcDateTimeCellType.Fields.Clear();
gcDateTimeCellType.DisplayFields.Clear();

// キーワードから書式を設定します。
gcDateTimeCellType.Fields.AddRange("yyyy年 MM月 dd日 HH時 mm分 ss秒");
gcDateTimeCellType.DisplayFields.AddRange("ggg ee年 MM月 dd日 HH時 mm分 ss秒");

gcCalendarGrid1.Content[today].Rows[1].Cells[0].CellType = gcDateTimeCellType;
gcCalendarGrid1.ScrollIntoView(today);


入力書式のキーワード

入力書式として使用可能なキーワードは以下のとおりです。

キーワード 説明

g

年号の頭文字をアルファベットで表示(M、T、S、H、R)

gg

年号の頭文字を漢字で表示(明、大、昭、平、令)

ggg

年号の正式名称を漢字で表示(明治、大正、昭和、平成、令和)

e

和暦年を2桁で表示(先頭に0を付けない)

ee

和暦年を2桁で表示(先頭に0を付ける)

yy

年を2桁で表示(先頭に0を付ける)

yyyy

年を4桁で表示(先頭に0を付ける)

MM

月を2桁の数字で表示(先頭に0を付ける)

MMM

月を省略形で表示
(DateTimeFormatInfo.AbbreviatedMonthNames() で指定された形式)

MMMM

月を正式名称で表示

(DateTimeFormatInfo.MonthNames() で指定された形式)

dd

日を2桁で表示(先頭に0を付ける)

t

12時間制で時刻を表示するときに午前(AMDesignatorプロパティで設定)または午後(PMDesignatorプロパティで設定)を表す文字列の最初の1文字を表示

tt

12時間制で時刻を表示するときに午前(AMDesignatorプロパティで設定)または午後(PMDesignatorプロパティで設定)を表す文字列を表示

hh

時を12時間制で表示(先頭に0を付ける)

HH

時を24時間制で表示(先頭に0を付ける)

mm

分を表示(先頭に0を付ける)

ss

秒を表示(先頭に0を付ける)

\(Chr(92))

キーワードをリテラル文字として表示


表示書式のキーワード

表示書式として使用可能なキーワードは以下のとおりです。

キーワード 説明

A

紀元後を表す"A.D.(Anno Domini)"を表示

g

年号の頭文字をアルファベットで表示(M、T、S、H、R)

gg

年号の頭文字を漢字で表示(明、大、昭、平、令)

ggg

年号の正式名称を漢字で表示(明治、大正、昭和、平成、令和)

e

和暦年を2桁で表示(先頭に0を付けない)

ee

和暦年を2桁で表示(先頭に0を付ける)

E

和暦年を2桁で表示し開始年を元と表示(先頭に0を付けない)

(例:平成元年)

EE

和暦年を2桁で表示し開始年を元と表示(先頭に0を付ける)
(例:平成元年)

y

年を2桁で表示(先頭に0を付けない)

yy

年を2桁で表示(先頭に0を付ける)

yyy

年を4桁で表示(先頭に0を付けない)

yyyy

年を4桁で表示(先頭に0を付ける)

M

月を2桁の数字で表示(先頭に0を付けない)

MM

月を2桁の数字で表示(先頭に0を付ける)

MMM

月を省略形で表示
(DateTimeFormatInfo.AbbreviatedMonthNames() で指定された形式)

MMMM

月を正式名称で表示
(DateTimeFormatInfo.MonthNames()で指定された形式)

d

日を表示(先頭に0を付けない)

dd

日を表示(先頭に0を付ける)

ddd

曜日を省略形で表示
(DateTimeFormatInfo.AbbreviatedDayNames()で指定された形式)

dddd

曜日を正式名称で表示
(DateTimeFormatInfo.DayNames()で指定された形式)

t

12時間制で時刻を表示するときに午前(AMDesignatorプロパティで設定)または午後(PMDesignatorプロパティで設定)を表す文字列の最初の1文字を表示

tt

12時間制で時刻を表示するときに午前(AMDesignatorプロパティで設定)または午後(PMDesignatorプロパティで設定)を表す文字列を表示

h

時を12時間制で表示(先頭に0を付けない)

hh

時を12時間制で表示(先頭に0を付ける)

H

時を24時間制で表示(先頭に0を付けない)

HH

時を24時間制で表示(先頭に0を付ける)

m

分を表示(先頭に0を付けない)

mm

分を表示(先頭に0を付ける)

s

秒を表示(先頭に0を付けない)

ss

秒を表示(先頭に0を付ける)

\(Chr(92))

キーワードをリテラル文字として表示


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